一般社団法人アルパインクライミング推進協議会では日本全国のアルパインクライミングルート情報をこのサイトにまとめています。

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登攀日時 2026年3月14日
メンバー 三瓶健(M&C、メーグリ家)、鈴木大地(メーグリ家)
ルート名 谷川岳一ノ倉沢滝沢第三スラブ
アプローチ、下降路の状況 アプローチは積雪量によって大きく変わる。2026年シーズンは雪が少なく、出合の地面が出ていた。不安定な雪は落ち切っており、取付きまでラッセルもなくスムーズだった。

降雪直後は一ノ倉尾根側や一ノ沢、二ノ沢、衝立スラブ、烏帽子スラブなどからの雪崩に注意。冷え込みが弱い日は夜中でも雪崩が発生するし、巨大なブロックが音もなく落ちてくることがある。

強風時は壁に溜まった雪が流れ落ちてくるので、スノーシャワーを浴びながらの登攀となる。

風が弱くても、壁に日が当たり始めるとスノーシャワーが落ちてくる。 登攀後は、ドーム基部からAルンゼ懸垂支点までのトラバースに注意。Aルンゼ下降~国境稜線は視界がないと迷いやすい。 | | ルートの状況(中間支点、ビレイ点、岩の状態、ライン変更の有無など) | 取付きからY字河原までの状況は積雪量次第。2026年シーズンはデルタが発達しておらず、20mほどの氷瀑登攀だった。

Y字河原~F4~上部雪壁までは明瞭なラインだが、ガスっていたりヘッデン登攀だと2スラに入り込んでしまうこともあるので注意。

上部雪壁~草付帯~ドームまでのライン取りはその時の状況次第。今回は雪壁の左側から上がり、草付帯左側にかかっていた氷のラインを使ってドームに抜けた。

ギアはアイススクリュー、ナッツ&トライカム、アイスフック&イボイノシシが有効だった。 | | ルート整備に関する提案 | 現状維持で良いと思う。 | | その他特記事項/コメント | 2026年は2月中は気温が高く雨が降ったりしていたが、3月に入って冷え込んだ。それが奏功したのか、ルート全体で氷が発達しており、ほぼすべてのピッチでアイススクリューをセットでき、非常に良好なコンディションだった。

2016年に登った際は上部でスクリューが使えず悪かった記憶があるので、昨今の気候変動がルート状況にも影響しているように思う。 | | 関連ページ | |

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