一般社団法人アルパインクライミング推進協議会では日本全国のアルパインクライミングルート情報をこのサイトにまとめています。

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登攀日時 2023年9月30日
メンバー 高橋敬太郎、鈴木大地(ともに横浜蝸牛山岳会)
ルート名 穂高・屏風岩東壁・雲稜ルート
アプローチ、下降路の状況 記録的に水不足のため、靴を履いたまま渡渉できた。
アプローチのT4尾根も問題なし。
ビレイ点も整備されている。
下降は同ルートを下降。残置スリング、カラビナとも、整備されている。
ルートの状況(中間支点、ビレイ点、岩の状態、ライン変更の有無など) ビレイ点は、基本的には問題ないと思う。
最終ピッチの終了点は怪しいリングボルトしか無かったように思われる(見落としていただけかもしれない)。
扇岩テラスの扇岩は地震?の影響により消失し、下地も下がっていたが、新たにビレイ点が整備されていた。
3P目の人工区間の支点は、個人的には良くも悪くもないといった感じだった。リングが劣化しているものや欠落しているものもあったのでナッツのワイヤーを数回使用。続く4P目は全体的に風化?して剥離しやすくなっている感じがした。カチホールドは指の力だけで剥がれるし、クライミングシューズで小突くとボロボロ落ちる部分もあった。10年ほど前にも同ルートを登っているが、4P目は脆くなっている気がする(あくまでも個人的な感想だし、記憶が定かではありませんが・・・)。
ルート整備に関する提案 大きな問題はないので現状維持で良いかと思う。
強いてあげれば、濡れたガリー手前、6P目終了点の支点は整備した方がよいかもしれない(しっかしりた支点があるよ、ということであればご指摘ください)。
各終了点に不要な残置スリングがたくさんあったので、整理してくればよかった。
その他特記事項/コメント フリークライミング主体の良いルートでした。悪い天気予報だったせいか、貸切でした。
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